京都府

 京都府では、臓器提供に関する意思を尊重できるよう、移植医療に関する正しい知識を普及・啓発する「意思(おも)いをつなぐグリーンリボン京都府民運動」に取り組んでいます。
 臓器提供の意思表示は、「提供する」「提供しない」どちらの意思も尊重されます。その意思がわからないと、あなたの身に「もしも」のことが起きたとき、大切な人が迷ってしまうことがあります。だからこそ、普段から話し合うこと、そして意思を表示することが重要です。
 この度、MUSUBU2017では、関係機関の皆様のご協力の元、京都タワーのグリーンライトアップに伴う街頭啓発事業を実施する他、同志社大学商学部・瓜生原研究室の協力の元、京都府民参加型の「みんなでつくる意思表示リーフレット」事業を実施することとなりました。
 また、ライトアップと同日開催のシンポジウムに関しては後援する運びとなりました。
 今回のMUSUBU2017の取り組みが京都府内で拡がり、一人でも多くの方の意思表示に繋がることを願っています。

京都府立医科大学

 『意思表示』と聞いて、皆さん何を思い浮かべますか?様々な『意思表示』がありますが、今回はその人の生涯最期の『意思表示』についてです。人は生まれたら誰でもいつかは死を迎えます。その生涯最期の瞬間に、あなたは何を想うでしょう?『見知らぬ誰かを助けたい』『宗教上、臓器提供はしたくない』など様々でしょう。これらの想いをなかったことにしないために、『意思表示』が必要です。運転免許証や保険証の裏面にその欄はあります。我々、京都府立医科大学付属病院移植一般外科では、そのような生涯最期の『人を想う気持ち』を実現すべく、日々診療にあたっています。今回、『MUSUBU2017』を通じて、『意思表示』について考える機会が少しでも多くの人に得られたなら幸いです。

京都腎臓病患者協議会

 京都腎臓病患者協議会(京腎協)は主に人工透析患者で組織されています。臓器移植医療に希望をつなぐため、臓器提供を広く呼びかけることを臓器移植啓発活動としています。そして、脳死判定後の臓器提供のためには、本人の意思表示を明確にしてもらうことが大切です。
 意思表示には臓器を提供する、臓器の提供はしない、臓器移植を受ける、臓器移植を受けない、の4つがあります。かけがえのない命だからこそ、大切に使うことを真剣に考えてください。
 今回のイベント「MUSUBU2017」には、臓器提供の意思表示や、家族との話し合いのきっかけになるように、という願いを込めています。
 「MUSUBU2017」は、人と人をむすび、そして命をむすぶ。

未来の会

 京都府立医科大学で移植手術を受けられた患者とドナーの会である未来 (みく) の会は昭和49年に設立され、現在会員数は約350名です。会の主たる活動は、会報の発行、総会及び親睦会の開催、他の団体との交流です。また、毎年開催される臓器移植推進シンポジウムに協力をしております。今年度は、同志社大学商学部瓜生原先生のゼミのみなさんのご尽力で、MUSUBU 2017として、シンポジウム、京都タワーのライトアップを中心に、キャンペーン活動を行うことになりました。大学生を中心とする若い世代のみなさん、また京都府民にアピールする企画です。SNSと連携した今回の試みに多くの方々が参加されることを希望しております。今年の6月で、臓器移植法が成立して20年を迎えました。臓器移植医療について一緒に考えましょう。

SYVP

 SYVP( Share Your Value Project )とは、同志社大学商学部瓜生原研究室のアクションリサーチプロジェクトです。「マーケティングの手法を用いて、人々の意識や行動を変え、社会問題の解決」を目指していますが、その具体的な課題として,「臓器提供意思表示」の表示率が,12.6%と低いことに着目しています。
 意思表示行動に関心がない人,関心はあるが意思表示すべきかどうか決めかねている人,意思表示しようと心に決めたが実行していない人など,様々な思いを調査・分析し,各段階で最も効果的な介入方法を考え,実行し,その効果を測定しています。また、私たちは、臓器提供を「する・しない」を問わず、多様な考えや価値観を互いに尊重し合い、共有できる社会の実現を目指しています。
 昨年は、正しい知識を提供することで不安を払拭し,意思表示行動を促すことを目的として「MUSUBU2016」を主催し、『世界一多くの人が受ける臓器提供認知向上の授業』を397人が受講というギネス世界記録®を達成しました。
 今回の「MUSUBU2017」では、様々な団体と手を取り合いながら、京都府の方に、臓器提供の意思表示をしていることに誇りを持っていただけることを願っています。

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