”MUSUBUキャンペーン”とは?

『MUSUBUキャンペーン』は,SYVP (Share Your Value Project)によって始められた活動で、家族や身近な人とともに、お互いの大切なことについて深く考え、意思(おも)いをカタチにして伝えることで、家族と地域の人との心を『結ぶ』ことを目的としています。  SYVPは、マーケティングの手法を用いて,人々の意識や行動を変え,社会課題の解決を目指していますが,その具体的な課題として、保険証,運転免許証、マイナンバーカードの裏に記載欄がある「臓器提供意思表示」の表示率が,12.6%と低いことに着目しています。  MUSUBUキャンペーンの初年度である昨年は、主に上京区に拠点をおく人々を対象とし、大切な家族へ感謝の気持ちを表す絵画・3行レターの作品展「MUSUBUチャリティ」、大切な人への想いをカタチにする「MUSUBUチャレンジ」、会場皆が一つにつながる「MUSUBUパフォーマンス」を通して、大切な人と心を「結ぶ」イベントを開催しました。
 2年目の今年は、京都府、京都府立医大、患者会が連携し、京都府民ひとりひとりの想いが結ばれる新しい挑戦をしていきます。

グリーンリボンデーとは?

 グリーンリボンは、世界的な移植医療のシンボルです。
 グリーンは成長と新しいいのちを意味し、“Gift of life”(いのちの贈りもの)によって結ばれた臓器提供者(ドナー)と移植が必要な患者さん(レシピエント)のいのちのつながりを表現しています。
 臓器移植法が法律の施行されたのが1997年10月16日であったため,毎年10月16日を、家族や大切な人と「移植」のこと、「いのち」のことを話し合い、お互いの臓器提供に関する意思を確認する記念日「グリーンリボンデー」としています。

MUSUBU2017で目指すもの

 MUSUBU実行委員会は、「意思表示をすること=京都府民の誇り」という新たな価値を作り出すことにより、府民の意思表示を促進し、京都府民の意思が尊重される社会を目指しています。
 具体的には、京都府民が意思決定に必要な移植医療の知識を身につけ、意思表示に関する自分の意思を持ち、周囲の人間にそれらを誇りをもって共有している状態にすることです。
 京都府民が「意思表示率が高い」という社会的信用についての誇りををもてることを目標としています。

MUSUBU2017を終えて

<京都府>
 一言でいうと、大成功でした。
 府立医大、京腎協、未来の会の皆さんと連携し、同志社大学商学部・瓜生原研究室の全面的な協力のもと、これまで経験した中では最も多くの方に対して啓発出来たと感じています。
 リーフレットの事業では、「学生にデザインを作ってもらう」という当初の予定に、8の候補作品に対して人気投票を行う工夫を加えることで報道に繋がり、ライトアップでも、当初のグッズ配布にカウントダウンと光るブレスレットも配布するという工夫をプラスしてもらい、注目を集めることができました。このプラス部分は行政だけでは実施できませんでした。
 シンポジウムでは、最後に意思表示を促す登壇の場をいただきました。事前の講演でしっかりとした移植の知識を伝えていただいたおかげで、参加者がしっかり自分ごととして考えてもらえたと感じています。これもシンポジウム全体の構成がしっかりと練られていたためです。
 以上のとおり、多くの場面で多くの方に支えていただきました。ありがとうございました。


<京都腎臓病患者協議会>
 今回は移植コーディネーターに移植医療の現状について、医師から移植について、救命ドクターからの現状の話に続いて就活スキルアップも視野に入れたグループディスカッションを行い意思表示を周知する方法について自由に議論してもらい、その中で健康保険証の交付時や、運転免許取得時に時間を設けて記載事項の説明の時間がいるのではないかという意見が出て、新し着眼点に驚きと感動がありました。臓器移植の意思表示について新たな展開が見えたシンポジウムでありました。
 どうもみなさんありがとうございました。


<未来の会>

 雨天にもかかわらず、多くの大学生の皆さんがシンポジウムに参加され、講演に熱心に耳をかたむけ、また、与えられたテーマについて、11グループに分かれ、真剣に討論してくれました。また中村友也氏の隅々まで配慮の行き届いた意思表示へのアピールにより、今回のシンポジウムの目的、就活スキルの習得と移植医療の普及がバランス良く達成されたと思います。瓜生原ゼミの約30名の学生の皆さんの団結力のおかげで、雨天の夜空に京都タワーが鮮やかな緑色に輝きました。

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